このブログを通じて、

我が家の犬たちを温かく見守ってくださったみなさま、

本当にありがとうございます。

あんを看取って10日余り…

お天気が悪かったせいもあって、私の心は悲しみの底なし沼に沈んでいました。

でも、日々、みなさまから温かいコメント、メッセージ、メール、ラインを頂戴し、

切なくも嬉しい涙を流すたびに、凍りついていた自分の心が、

少しずつ溶けていくのを感じました。

そして、一昨日、朝から青空が広がって、

母屋のピンク色のツツジが一斉に花開き、

22日ブログ1

これまで見ることさえできなかった、

生前のあんの写真を見る事ができました。(泣いたけど…)

22日ブログ2

今日は、

あんが保田動物病院を退院した4月10日から、

息を引き取った13日までの様子を、

お伝えしようと思います。

それは、ショックと悲しみの中にあって、記憶が薄れてきたり、

事実とは少し違って覚えておこうとする自分を感じ、

ちゃんと事実を記録として残しておきたいって思ったから。

そして、何よりも、これまでずっとあんを見守ってくださった読者のみなさまに、

あんがどう生き抜いたのか、どう最期を迎えたのかを、

お伝えすべきと考えたからです。

「知りたくない」、「今は読みたくない」と思われる方は、

どうか以下の記事はスルーしてください。

ただ、あんらしい最期だった事はお伝えしておきます。

22日ブログ3

4月10日、

CT検査のための全身麻酔から目覚めたあんを、

夕方病院に迎えに行きました。

5時ごろ帰宅。

22日ブログ4

点滴は受けていたとはいえ、

ステロイドも使っていたのでしょう、喉が乾いたようで、

大好きな犬用の水、ペットスエットをたっぷり飲みました。

食欲は相変わらずなし。

でも、自力で部屋の中を動き回る事はでき、

リビングのベッドに自ら入り、夜はここで寝ていました。

22日ブログ5

私は、このベッドの隣のソファーで寝ながら、

一晩中あんの様子を観察。

時々起きては寝返りを打ったり、水を飲みに行ったりしていました。

そして、4月11日の朝を無事迎えたのです。

闘病中でも、やっぱり可愛い♡あんです。(親バカ炸裂!)

22日ブログ6

目力は弱かったものの、

呼吸も正常で、自分で水を飲みにいく力も残っていたのです。

22日ブログ7

朝イチで掛かりつけの動物病院に連れて行き、

点滴治療を受けました。

22日ブログ8

その甲斐あってか、11日は比較的安定していて、

「もしかしたら、家に帰った安心感で、エネルギーが増し、

薬が効き始めて、良くなるんじゃないか…」なんて思ったほど。

貫太兄さんも、

心配そうに付き添ってくれていました。

22日ブログ9

翌12日。

掛かりつけの病院は朝1時間だけの予約診療の日。

待ち時間ゼロで診てもらいました。

次の日の予約も入れていただいて帰宅。

ところが、夜になって、あんの顔つきが変わりました。

これまでは「あたしは大丈夫!」って顔だったのに、

「助けて…」と言っているようでした。

呼吸は正常。でも、夜中になっても目は開いたまま、

じっと私を見つめ続ける。

22日ブログ10

ただならぬ気配を感じ、

夫が夜中の1時過ぎまで付き添い、

2時間ほど仮眠した私が(ほとんど寝られなかったけど)、

その後一晩中あんの頭を撫でながら、

呪文のように「あんは可愛いね♡あんは可愛いね♡」と言い続け、

添い寝をしました。

22日ブログ11

13日の朝になって、

時々目をつぶるようになってきたあん。

前日は、嫌がって逃げてしまうので使わなかった高濃度酸素のチューブを、

夫が口元に設置したところ、

穏やかな寝息をたてて寝始めました。

22日ブログ12

荒い息ではなく、

す〜、す〜っと、昼寝をしているような呼吸でした。

22日ブログ13

あんとのツーショット写真が少なかったので、

夫に頼んで撮ってもらった抱きつき写真です。

22日ブログ14

13日午前10時。

夫は、お義父さんのお昼を買いに行こうとしていました。

その時、あんに異変が!

全身の痙攣です。

ミッチーの最期がそうだったので、私は「あんが逝く!」と思いました。

「あん、ありがとう!逝っていいよ。」と声をかけました。

短い痙攣を3回ほど繰り返し、

あんは持ち直しました。強いコです。

夫に、「買い物に行っていいよ。あんは私が見届けるから。」と伝え、

夫は急いで義父のお昼を買いに行きました。

11時に夫が戻り、「じゃあオヤジにお昼を出してくる」と言ったその時、

再びあんが痙攣を起こし、

2度目の痙攣直後に呼吸が止まりました。

22日ブログ16

夫も、私も、貫太もその時を見守り、

体を撫でてやりながら、

あんを送り出しました。

夫が帰るのを待って逝ったあんです。

22日ブログ17

静かに、眠るように…とはいきませんでした。

ミッチーやタロ爺と同じように、最後の瞬間は体が突っ張り、

目を見開いて、苦しそうな息を1回したのが最後でした。

でも、苦しかった時間はトータルしても10分足らず。

最後の朝は、ほとんどす〜す〜と息をしながら過ごしていました。

湘南の桜と共に、可愛く咲いて、パッと散っていきました。

22日ブログ18

「ありがと。じゃあ、行くわ!」って感じの、

本当にあんらしい最期でした。

あんを愛し、応援し、温かく見守っていただき、

読者の皆さまには心から感謝です。

ありがとうございました。


あんの写真は何とか見る事ができるようになりましたが、

動画はまだ無理。

YouTubeをご視聴いただいている方々へのご報告には、もう少し時間が必要です。

また、生前のあんについて、ブログでもまだまだお伝えしたいことがあります。

自分の心と相談しながら、少しずつお伝えできたらと思っています。


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