本日もご訪問ありがとうございます。

昨日は“思わせぶり”な記事になってしまいました。

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UKC JAPANの最後の里親会ということで、

この日の「賄い(お昼ごはん)」は有志での持ち寄り。

朝5時前に起きてカリフォルニア巻を作りました。

そして、沢山の里帰りワンコがいたり、里親さんの元へ巣立つコがいたり、

ミッキーが兄弟犬ミル君と約2年ぶりに再会したり…と盛りだくさん。

夜は夕食が終わったらぐったりしてしまい、大事な事を記事にするエネルギーが残っていませんでした。

そうです。

シェルターが今月末に福岡に移転することを機にもう1匹ワンコを迎える事にしました。

とは言っても、今はまだトライアル期間。

トラブルが起こればシェルターに戻さなくてはなりません。

なので、正式譲渡が決まるまでブログにはアップしないでおこうかとも思いましたが、

性格的に言わずにはいられないタチ。

もしトライアルに失敗するようなことがあれば、それも正直にお伝えすればいいと思い、

今日ご報告することにしました。

「どのコかな?」って思いを巡らせてくださった方もおられますが、

私が引き取ろうと思っているのは、

昨日なのかちゃんがたっぷり撫でてくれていた、

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タロ兵衛です。

このブログで何度もご紹介してきましたが、

昨年1月、寝たきりになってしまった飼い主の息子さんが「飼えないから安楽死させる」と言い出し、

それを不憫に思ったヘルパーさんがUKC JAPANに助けを求め、

代表が特別に受け入れていた老犬です。

16歳で両目とも萎縮しており全盲。耳も聞こえていません。

シェルターに来る前は、助けてくれたヘルパーさんが訪問する3日に1度しか散歩に連れ出してもらっていませんでした。

半分雨ざらしの様なケージに入れられっぱなしで、冬はヘルパーさんがケージに毛布を掛けてやったと言っていました。

そんな飼い方をされていたのに、タロ兵衛はとても穏やかで、攻撃性のない柴男子です。

私はタロ兵衛が可愛くて仕方ありませんでした。

もし移転がなければ、今のシェルター生活で十分幸せって思っていた。

朝と夕方2回も散歩に連れ出してもらえるし、ごはんもたっぷり♪

冬は暖房、夏は冷房の効いた部屋で過ごせます。

優しいボランティアさんが入れ替わり立ち代わり様子を見にきてくれます。

だけど…

福岡までトラックで12時間以上の長旅は、目も耳も不自由で高齢のタロ兵衛には過酷過ぎる。

福岡でも優しいボランティアさんは来てくれるだろうし、

代表やタッズ母も面倒は見てくれるだろう。

でも、最初はなかなかケアは行き届かないかもしれない。

それに、もう二度とタロ兵衛に会えなくなるかと思うと、寂しくて、寂しくて…

で、夫に頼み込んでようやくトライアルまで漕ぎ着けました。

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「タロ兵衛を引き取りたい」

この一言を夫に伝えるのに何ヶ月かかっただろう…

手放しで賛成してくれるとは到底思えませんでした。

いや、絶対反対されると思っていた。

夫が冷たいからではありません。

目の見えない、これから高齢犬になるミッチーと、

元気盛りの貫太がいるのですから、3匹目は無理だと考える方が道理にかなっています。

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でも、この1年、シェルターに行けば必ずお世話していたタロ兵衛に対する私の思いは、

もう理性とか、常識とかでは制御できないほど強いものになっていたのです。

時に泣き、時に懇願して、根負けした夫が出した条件は、

  • 18日から1週間トライアルすること。
  • トライアル中に(神経質な)貫太が不安定になったらシェルターに返す事。
  • トライアル中はボランティアには行かない事。
  • ケージの中で飼い、部屋の中をフリーにさせない事。
  • 粗相し始めたらオムツを履かせる事。
以上でした。

全て納得出来る内容です。

そして昨日、タロ兵衛を我が家に連れて来ました。

問題は貫太の反応です。

貫太は穏やかな性格の方ですが、未去勢のオスに対しては攻撃的になることが稀にあります。

合わないオスも時々いるらしい。

タロ兵衛がもしそのタイプだったら…[がく~(落胆した顔)][たらーっ(汗)]

先ずは貫太のテリトリー外の場所で2匹を会わせる事にしました。

第一印象が大事ですからね。

いきなり家にオス犬が来たら貫太も怒るでしょう。

では、初対面の様子を動画でご紹介します。

動画URL http://youtu.be/eUzHDx1tol8

夫の予想通り貫太は最初怖い顔で威嚇しました。

でも、目も耳も不自由なタロ兵衛は無反応。

で、貫太も拍子抜けしたかな??

その後余りひどくガウガウする事はありませんでした。

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一夜明けて…

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今のところ貫太に目立った変化は、

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ありません[わーい(嬉しい顔)][手(チョキ)]

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ほっ[ダッシュ(走り出すさま)]

ミッチーは、

ケージ越しに偶然顔が対峙しちゃったとき、「お前はだれじゃ〜?!ここで何しとるんじゃ〜?!」って文句を言っていましたが、

言うだけ言ったら後はほとんどタロ兵衛の存在を気にしていないみたいです。流石!! 

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とりあえず滑り出しは順調というところでしょうか。

でも、まだまだ分かりません。

犬のことですから、小さな行動が気に入らなくてミッチー&貫太がイライラし始めることだってあるかもしれない。

最終判断は夫がくだします。

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シェルターのお引っ越しの前日、24日までに…

どんな結果になろうと、私の我がままをしぶしぶでも受け入れてくれた夫には心から感謝しています。

私はとにかく毎日精一杯タロ兵衛のお世話を頑張るのみ。

そして、これまで以上にミッチーと貫太を愛し、世話をしたいと思っています。

どうかご一緒に我が家のトライアルにお付き合いください。




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