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8月最終週… 急に涼しくなった湘南地方です。

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今年のUKC JAPANの夏は色々な事がありました。

辛い事の方が多かったかも…

土曜日、また一つ、大切な命が消えました。

柴犬のメルちゃんです。

金曜日、「メルちゃん頑張ってね〜!」って言ったばかりなのに。

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5月、北海道で避難生活をしている福島のお父さんが面会に来てくれました。

実はちょっぴり“クセ”がある柴ワンコのメルちゃん、こ〜んなに可愛らしいお顔で嬉しそうにしていました。

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私がボランティアを始めた2年少し前、メルちゃんは「危険」マークが付いていたコでした。

慣れない人には、ケージの前を通っただけで歯を剥いたことも。

それが少しずつ穏やかになって、誰でも連れ出せる可愛いコになっていた(らしい)。

B棟にいたから私はほとんどお散歩させる機会はなかったけど…

ところが1ヶ月ほど前からメルちゃんに異変が。

慣れたボランティアさんや代表にまで歯を剥くようになったと言う。

その後痙攣して倒れたりした。

「癲癇かもしれない…」と心配になり、病院に連れて行ったところ「脳の病気の可能性が高い」との診断。

個室でクスリを飲みながら療養していたのですが…

北海道のお父さん、あんなに可愛がっていたメルちゃん、逝かせてしまってゴメンなさい。

大好きな家族と離れて、不自由な生活を2年半。

ストレスもあったのかな。

今年の夏は異常に暑かったし…


これは2年前の夏、シェルターにいた頃の貫太。

まだ名前もなく「234番」という札だけを付けていた。

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この2ヶ月後我が家に来ることになるなんて、写真を撮った時は思いもしなかった。

おかげさまで今のところ大きな病気をすることもなく、元気に暮らしています。

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シェルターにはまだ300頭近い犬と猫がいます。

柴犬や柴っぽいコも多いです。

例えば、ポチ(♂)、

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まるお(♂)、

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カイ(♂)、

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そしてチビ(♀)。

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1日も早く飼い主さんの元へ戻れる事、

一刻も早く里親さんの元へ巣立てる事、

心から願っています。

でも、全てのコがシェルターを卒業するまでにはまだまだ時間がかかります。

あの震災と原発事故から2年半。

仕方のない事ですが被災者、被災犬に馳せる思いは風化しつつあります。

UKC JAPANへの資金援助も随分と減っているそうです。

おかげさまでフードやエチケット袋、ペットシート、ティッシュ等、支援物資は定期的に届いています。

でも、犬や猫たちの命を守っていくにはお金が必要になる事も多いのです。

もし資金不足によってシェルターの存続が不可能になったら…

せっかく助かった命が風前の灯となってしまいます。

このような状況から、UKC JAPAN代表、タッズ父こと細康徳と女優の大場久美子さんが皆様にご支援をお願いするビデオメッセージを作りました。

少し長い動画ですが、是非こちらをご覧いただきたいと思います。


多くの犬や猫たちが貫太のように日々笑顔で過ごせますように…

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よろしくお願い申し上げます。



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