昨日も、今日も、
梅雨の中休み。
気持ちのいい青空が広がっています。
たっぷり雨を浴びた後の紫陽花…
生き生きしていました♡
では、昨日の神奈川県動物愛護センター見学のレポートです。
たまたま前日の新聞で、新センターの初代所長さんの事が紹介されていました。
県動物保護センターの老朽化による建て替え工事が終わり、
今月から県動物愛護センターとして業務が開始されています。
外観は、威圧感もなく、
開放的で、オシャレな旅館風に見えました。
新しいセンターは、動物の「処分」ではなく、「生かし」、「幸せを探す」場所であることから、
手術室、処置室、グルーミング室などはあるものの、
処分機は設置されていないとのこと。
譲渡を積極的に行なっていることから、
犬や猫たちにとっての、家庭での理想的な環境を伝えるモデルルームが、目立つ位置に設置されていました。
↓モデルルーム
写真撮影は、保護されている犬や猫たちを写さないという条件で許可されています。
(モデルルームは可と言われました)
見学者、そして譲渡希望者は、
2階の見学バルコニーから、犬や猫たちの部屋を見て回る事ができます。
お天気で助かった〜(笑)。
ガラス越しで見ても、
理想的な環境で犬や猫たちが保護されていることがわかりました。
もちろん、
冷暖房も完備です。
大きなイベントスペースもありました。
この部屋で譲渡会などのイベントを開催するとのこと。
お邪魔した時は、ちょうど小型犬の運動タイムだったようで、
8匹くらいの犬たちが、職員さん2名にボール投げなどをしてもらって、
楽しそうに走り回っていました。
室内ドッグランとしても使われているようです。
新しいということもありますが、日の光が入り込む、とても明るい施設で、
多くの猫たちは、のんびり、気持ち良さそうに寝ていました。
犬たちの悲痛な鳴き声などは、全く聞こえませんでした。
こんな素晴らしい環境であるなら、
保護されているコたちは、
焦らず、ゆっくり、運命の出会いを待ってもらいたいと思いました。
と、ホッとした気持ちになる一方で、
「なんて素晴らしい施設なんだ!」とお伝えすることに、一抹の不安も感じました。
「そんないい所で、殺処分されずに保護してくれるなら…」と、
安易に自分の飼っている犬や猫を持ち込む輩が増えるのではないか、
という心配です。
現在は、動物愛護管理法が改正され、安易な引き取り要望には対応できない事になっているそうですが、
ならばと、敷地内にこっそり捨てに来る人だっているかもしれません。
このような施設を増やすと同時に、
やはり、「生き物を飼う責任」の教育、啓蒙にも注力しなければなりませんね。
見学を終えて、
施設裏手の「やすらぎの丘」にある慰霊碑に向かい、
過去、残念ながら旧施設で処分されてしまった動物たちの霊に手を合わせ、
悲しい出来事が、今後1例でも少なくなるよう、
微力ながら、努力することを誓ったのでした。
こんな澄んだ目をした、
まっすぐ人を信じてくれるコらを、
なんで裏切るのだろう、
人間は…
でも、それを救うのも人なんだよね。
末席だけど、こちら側の人間でよかった。
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ありがとうございます♡
コメント
コメント一覧 (60)
こちらの素晴らしい施設、そこを悪用する人間が一人でも現れない事を強く強く願います。
Michy
がしました
主人の実家は、そちらの施設から車で10分程です。そこからそう遠くない高校に私と主人は通っていて、見慣れた風景で気持ちがホッとしました。話には聞いていましたが、本当に様々な意味で新しい造りですね。譲渡希望者はきちんとマッチングをされ、講習会の受講、面接を経て、飼育環境事前確認書の提出も必要とのこと。譲渡後の返却を減らすには、動物の幸せな再出発のためには必要不可欠なことだと思います。Michyさんが仰るように、黙っておいていく人や、よろしく!と安易に押し付けていく人、様々な理由をつけて飼えなくなったと訪れる人、里親を試してみたけど無理だったーと返しにくる人、本当に様々な人がいますよね。命を生むという事、生きるという事、命を育む、命を預かるという事をもっと、もっともっと真剣に一生懸命考えて向き合っていく、そのような人間になろう、と改めて思います。生まれくる全ての命が歓迎され、愛され慈しまれますように。生きる為に頂く命も無下にせず、あぐらをかかず生きようと思います。考えるきっかけをまた一つくださったこと、感謝致します。(長文失礼いたしました)
Michy
がしました
うちの子も保健所出身です。
野犬の群れで成犬まで育ち、捕獲され、人馴れは勿論できていない犬でした。
でも熱心な保護活動をしている方たちのお陰で、飛行機を乗り継ぎ譲渡会場まで来ました。
私たちはその譲渡会でこの子に会いました。
この様なセンターが出来ているのを見ると、本当に心が救われます。
うちの子には死んでいった犬たちの分も生きて欲しい。
私は保護活動は出来ませんが、せめて目の前のこの子を幸せにしてやりたいと思います。
Michy
がしました
さわやかな風が吹いていますね。
実家へ帰るときに、センターの近くを通るので、センターの事は知っていましたが、一度も訪問したことはありません。
とても開放的で明るい施設ですね🎵
ここで素敵なご縁を待っている犬や猫たちがいるんですね。
動物たちの悲しい出来事に遭遇すると、苦しくてコメントさえ辛いこともありますが、いま目の前に寝そべっている、こころを愛することに全力をつくしますよ😄
そろそろ、散歩に行ってきま~す!
Michy
がしました
Michy
がしました
小梅姉さんの目のことで病院へ行ってきました。
白内障の初期段階との事でした。
千里眼、地獄耳でしたが、姉さんも16歳と5ヶ月。
老化傾向の階段を上っています。
なんか、毎日元気な小梅ッチですが、今日はしょんぼりとしています。
Michy
がしました
私ははなちゃんとはペットショップで出会い、そのまま離れたくなく、もちろん主人ともよく話して、家族にすることに決めました。
Michyさんから見られたら安易と思われても仕方ない迎え方かもしれません。
でもその日から約16年、はなは誰よりも一番に考える大切な存在でした。
そんな私は恥ずかしながら動物保護や譲渡会について、Michyさんのブログでいろいろ知りました。
したがって、今日のコメントは難しいです。
このセンターでワンコたちにいろいろと配慮されていることは嬉しい限りです。
ここでひとりでも多くのワンコたちが、一生を共にする新しい家族と巡り会えることを願ってやみません。
とてもいい環境なので、Michyさんが懸念されることもあるということ、言われて気づきました。
今は自分のまわりのことで日々精一杯ですが、この先いつか自分の時間を持てるようになったら、微力ながら私にできることを継続的にしたいな…と思っています。
Michyさん、このブログでまた私のように考える方が増えるきっかけになるかと。
(うわぁ、支離滅裂。ごめんなさい。)
ありがとうございました。
Michy
がしました
新しくて素晴らしい施設。茨城県動物愛護センターも、ぜひそういう場所になって欲しい。
そしてMichyさんの危惧する、飼い主失格なヤカラが現れないことを心から願う。
せめて一個人にできることを、精一杯していこうと改めて決意しました。
↑小梅姉さん、しょんぼりしてないで、立ち向かうんじゃ!ファイトじゃッ!(悟郎風に)
Michy
がしました
以前、紹介しましたが、こんな映画は苦手で、観れないと言ってましたね。
今一度、紹介します。
是非、観てください。
ひまわりと子犬の7日間
ある冬の寒い日、母犬と生まれたばかりの子犬が保健所に収容される。母犬は近寄る人すべてに激しく吠え、懸命に子犬を守ろうとしていた。一匹でも多くの犬を助けるため、日々里親探しに奔走する職員の神崎彰司は、命がけでわが子を守る母犬と出会い、その小さな命を守ろうと決意する。
犬たちの収容期間は7日間。その間に、新しい飼い主を見つけ、人に慣れた・・・・・・。
https://www.youtube.com/watch?v=Hzjw7MAviCs
Michy
がしました
収容された子達の環境を案じることがなくなりましたね。他の地域も見習ってほしいですが、確かに新たな懸念がありますよね。本当は収容する子達がいなくなる事ですが、事故や天災、避けられない理由でひとりぼっちになる子達はいますもんね、貫太君のように。
Michyさんは貫太君、タロちゃん、あんちゃんの母ちゃんになられたし、日頃ボランティアも参加されてますし、Michyさんは末席じゃないです。
今日は友人とランチしてバーゲンで夏物を買って楽しんだ後でブログ拝見したので自己嫌悪😩 もっと日常の中に自分に出来る事を見いださないといけませんね。
好きだ、可愛い、可愛そうなんて言ってるだけで恥ずかしい限りです。
真っ直ぐな目をした子達を裏切ったり不幸にしたり、そんな事できる人は人じゃありません。
微力ながら私が出来る事をしていきたいと思います。今日は自分に喝👊を入れました。
Michyさんとお仲間さん達に深く頭を下げます。🙇♀️
Michy
がしました
行政が、真剣に取り組んでくれれば、やはり、民間では限界がある中、動物達の未来も、明るくなるのではないでしょうか。
Michyさん達は、ボランティア活動の中、たくさんの犬猫達の、悲痛な鳴き声を聞いてきたんですもんね。
どんなに心が痛かったでしょう。
慰霊碑に、手をあわせて、自分達に出来る事を、これからも続けて行くことを誓ったMichyさん。
なんの罪もないたくさんの命たち、ごめんね、人間の勝手で命を奪ってしまって。私も、謝りたい。
許してくれるかな?Michyさん達の姿、保護犬のコ達を迎えて、愛情をもって、育てているみなさん。自分の時間もないほどの飽和状態で、懸命に犬猫の、保護を続けている方々。
お空で見ていて、みんな、許してくれるかな
あぽろがいなければ、
Michyさんのブログに、出会わなければ、何も知らず、考えることもなかったかもしれません。
ありがとうございます
Michy
がしました
神奈川県愛護センターのレポート
ありがとうございました。
Michyさんの危惧が危惧でありますようにと
願うばかりです。
以前四国の某県の動物愛護センターに
お孫さんを連れてマルチーズだったと思いますが
引き取って下さいと見えた方
職員の方が何度も何度も考え直してと説得しても
聞く耳持たず・・・
ついに職員の方が〇処分のビデオを見せても
置いて行かれた動画を思い出しました。
どんな立派な施設が出来てその施設が
無用の長物になるようにそんな日が来ると宜しいですよね。
Michy
がしました
Michyさん、お疲れ様でした。
そしてありがとうございます🙇
皆さまの、ひしひしと胸にこたえるお話しを読み終え…
ももが関わった、施設から迎えられた友だちのはなしをさせて下さい。
お隣の県にある施設から、それまで野生で生きてきたと思われるワンちゃんを、トライアル(その時はこの言葉は知りませんでした)で引き取られました。
Michy
がしました
ご飯も食べない、家族とも馴染めないと、案じておられこのままでは、返さんといかんかな?とせっぱ詰まった状況の頃、やっと外に出たよ!と言ってもものところに連れて来られました。
ももは会った時から嬉しげにしておりましたが、その子は警戒して近寄りません、ももは構わずグイグイと寄って行きました。
其のような事が続き、巻き込んでいた、しっぽも上がるようになり、自分の方からもものところへ、走って来るようになりました。
今では飼主さんから、ももちゃんのお陰と言って頂きます。
私達はももを少し誇らしく思っております☺️
ながながとすみません(^^)
Michy
がしました
犬や猫、その他の動物はまっすぐな瞳で人間を信じているのに、彼ら彼女らを裏切るのは、人間。でも救うのも人間なんですよね。
おかしな世界です。
うちのテン(♂)は、実は里子です。
私はなんとなく昔から思っているのですが、一部の人たちはペットショップ以外でペットを買うことをダサいと思っている人がいるような気がしています。
それと血統書つきじゃないワンコを下に見ているような…命のブランド思考って言うんでしょうか。
そういうのって、全身高級ブランドを身につけて颯爽と街を歩いていても鼻毛出てる人みたいでカッコ悪い気がします。
肝心な事を理解していないような…。
Michy
がしました
神奈川県これからも頑張って欲しいですね
素晴らしいセンターです😃
センターにいる全ての動物が幸せになりますように…
Michy
がしました