みなさま、ミッチーのためにたくさんの涙と、お悔やみのコメントを

ありがとうございます。

みなさまからのコメント、メッセージ、メールの1つ1つを読むたびに、

涙がこぼれ、字が滲んで読めなくなります。

こんなにたくさんの皆さんから応援していただいていたミッチー、

今頃「照れるじゃないの…」と赤面しているかもしれません。

本当に、本当にありがとうございました。




ミッチーが逝った日の夜は、泣くだけ泣いて、もう頭が痛くなってしまい、疲れ果てて寝ました。

でも、ゆっくりさせてくれない爺ちゃんがいて、

夜中に何度も起こされ、それはそれで悲しみを少し和らげてくれたのかもしれません。


私の気持ちの整理は、まだ全くついていないのですが、

「ミッチーの最期の様子をお伝えできるのは今だけかもしれない。」、

「時間が経てば経つほど、思い出すのが辛くなるかもしれない。」と思い、

今日、お伝えすることにしました。



旅立った後のミッチーは、本当に穏やかな表情で、

いつものように前歯チラリ、ベロチョロリという顔でした。


3日ブログ1




これは逝ってしまう前日のミッチー。


3日ブログ5


元気はありませんが、水も飲め、ローストビーフにつられてごはんも少し食べました。


でも…

水曜日から鼻血の量が徐々に増えていて、

金曜日には、給水シートがすぐに真っ赤になってしまうほどの出血が続きました。


3日ブログ2


水を飲みたい素振りがあったので、いつものように伏せの姿勢で体を保持し、

鼻先に氷水を持っていっても、口が開かない。

自力で飲めない。

午前中に掛かりつけの獣医さんと今後の処置について相談していて、

水が飲めなくなったら点滴で捕液することになっていたので、

夕方病院へ連れて行きました。

待合室にて。

もう病院を怖がる元気はありません。

3日ブログ3


点滴を打ってもらいながらこれからの事を相談しました。


3日ブログ4


心臓はしっかり動いているとのこと。

でも、舌が自力では動かせず、ブドウ糖を垂らしても反応がない。

嚥下する力が全くない。

ということは、水分は点滴で、

栄養は鼻からチューブを入れて、直接胃に届けるしかない。

心臓が動いている限り、それで生きることはできる。

でも… でも… そうするのが果たしてミッチーにとっていいことなのだろうか?

鼻血が止まらないのに鼻からチューブ…

出血していない方の鼻に入れたら、呼吸が益々しずらくなるんじゃないか。

いや、そこまでして何日間か延命する事を、ミッチーが望むとは思えない。

で、脱水を防ぐための皮下点滴だけ1日おきにして、

あとは自然に命の炎が消えるのを見守ることにしました。

先生に思わず聞きました、「捕液だけだとあと何日くらいでしょうか?」と。

「栄養を与えなければ、1週間くらいが目処じゃないか。」と言われました。

1週間…

「16歳のお誕生日は迎えられるかも。」と思いながら帰宅。

点滴の効果か、しばらく静かに寝ていたのですが、

突然呼吸が荒くなり、苦しそうに首を反らせる。息がしにくいのか?

「ゼイゼイ、ハアハア」と荒い息。

貫太の散歩からちょうど帰ってきた夫を、「ミッチーの様子がおかしいの!」と呼び、

2人で見守りました。

すると荒かった息が突然静かになり、手足をピクッ、ピクッと動かしたかと思ったら、

全身の力がスーッと抜けていきました。

そして鼻血が止まる。

余りに突然のことで、夫も私も「えっ⁈ 死んじゃったの?? え…??えっ???」

という感じ。

胸の上下動はないけど、今にも顔を持ち上げそうに見える。

でも、でも、

それはありませんでした。

極度の貧血で息が苦しかったのだと思います。

でも、荒い息をしていたのはそんなに長い時間ではありませんでした。

あのような息で1週間も過ごさせるのは忍びなかったので、

苦しい時間が短くてよかった。

最期の瞬間、私は、「ミッチー、もういいよ!逝けるなら逝きなさい!」と声をかけていました。

苦しそうな姿を見続けたら、私の心が壊れてしまうことを察してくれたのかも。

「もういいや、私、逝く!」と、

おおらかで、何事にも動じない、ミッチーらしい最期でした。


3日ブログ6


みなさま、これまでミッチーを見守り続けてくださり、

本当にありがとうございました。

ミッチーや私の知らないところで、勇気とか癒しとかをお届けできていたとしたら、

こんなに嬉しいことはありません。

これまでの応援に心から感謝いたします。


実は、ミッチーが逝ってしまう前日、前々日に嬉しい出会いや再会がありました。

そんな様子をお伝えしようと思っていた矢先にこのようなことになってしまい、

記事にできませんでした。

写真や動画も撮っていました。

もう少し気持ちが落ち着いたら、その時の模様や、

昨日、今日と、幼馴染のお友達、ブログを通じて親しくおつきあいしている方々、緑内障を共に戦った人たち、妹や甥っ子、そしてボランティア仲間さん…

たくさんの方がお別れに来てくださいました。

たくさんのお花もお贈りいただきました。

そんな様子も少しずつお伝えしたいと思っています。



明日、午前11時ごろ、自宅にて荼毘にふす予定です。(専用の車で自宅で火葬)


ミッチーの犬生を共に歩んでくださり、ありがとうございました。






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心からのありがとう…