ソメイヨシノはすっかり葉桜になりましたが、

近所の公園では八重桜(関山かなぁ?)が満開でした。


14日ブログ1


桜の種類はものすごく多くて、

ソメイヨシノ以外は“八重”くらいしかわかりません。


14日ブログ2



ネットで調べたら、

こちらはもしかしたら「一葉」かも。

14日ブログ3


葉っぱと同時に花を咲かせる種類もいいですね



さて、母が新たな施設に移って5日が経過しました。

毎日何やかんやと届けるものがあり、連日様子を見に行っています。

ベッドで寝たきりになっていた病院よりは、動く機会も増え、

まだ車椅子での移動ですが、食事は皆さんと食堂で食べ、食後は大型テレビを見たりして、

普通の生活に戻りつつあります。

職員、スタッフの方々の対応も優しく、きちんとしていて、

こちらの施設に入れて本当に良かったと思っています。

少し前までは、「条件に合う介護施設に入るには月単位、下手したら年単位で待たなければならない」と聞いていましたが、

高齢化社会に対応してか、施設の数は急増しているようで、

条件を絞り過ぎなければ、以前のように「長期待ち」はせずに済むのかもしれません。

その分施設間の競争も激しくなり、経営だって決して楽ではないでしょうから、

職員さんの負担が過剰にならないことを願っています。


14日ブログ4


先日、施設の看護師さんに言われた、家族にとっては厳しい一言、

「正直私は受け入れに反対でした。でも、施設長や会社が決めたことなので、それはそれで従います。」

「 … 」という反応しかできなかった私。

「申し訳ございません。」とでも言えば良かったのかな… ←嫌味です(笑)

でも、多くの方から励ましのコメントやメッセージをいただいて、吹っ切れました

施設にお勤めの方、医療関係の方、同じ経験をされた方のお話、本当に助かりました。


で、今日は、いつもの記事と雰囲気が違ってしまいますが、

もう一つあった、私が“泣けるほど傷ついた言葉”を書き綴ってみたいと思います。


14日ブログ5


母が体調を崩したのは2月15日の深夜。

呼吸が苦しくなり、当時入所していた施設から、これまで何度か入院していた病院へ救急搬送されました。

入院して1週間ほどはICUに入れられ、状態がある程度落ち着いたところで、病棟ナースステーション横の看護ICUと表示されている部屋に移されました。

そこは窓もなく、テレビもなく、ただ広めの部屋にベッドが3台ほど並べられていて、

仕切りは簡単なパーテーション。

目に映るのは白い壁と天井のみです。

母の場合、既に意識はしっかりしていて、会話も成立するので、そんな何もない部屋で1日中ただ寝かされているのはしんどかったと思います。

それでも、何かあったらすぐに看護師さんが駆けつけられるし、

治療上必要な措置なら仕方ないと思っていました。

状態がもう少し良くなれば、一般病室に移れるのだからと納得していました。

ところが、そんな部屋に移されてから3日後、担当医師(若い女性)がやって来て、

「1階に地域医療連携室というのがあるので、そちらに相談に行ってください。私から連絡しておきますから。」と言うのです。

「ん?何で?」と思ったけど、「行けと言うのだから、行ってみるか。」と素直に向かったところ、

「次の受け入れ先を探さないといけないかもしれないので、施設の方にお母様の様子を見に来てもらってください。」と言うのです。

「え?今?今ですか??」と聞くと、(今と言うのは、この時間ということではなく近日中ということ)

「はい、先生がすぐにと言っています。施設の方に連絡して、来てもらってください。」との返事。

私はビックリして、「まだICUにいるのに、今見てもらっても意味がない。お断りします。」と断りました。

家族としては、せっかく入所できた施設、環境にもなれ、スタッフさんにも慣れ、楽しく生活し始めていたので、退院したらまたそこに戻してやりたかったのです。

今、ICUで、ただ寝かされている状態を見せて、施設の方に「これではウチでは引き受けられません。」って言われたら困ると思いました。

すると、

今度は、主治医の先生から家に電話がかかってきました。

同じ内容です。

「今いる施設には戻れないかもしれません。次の受け入れ先を早く探さないといけないので、施設の方に面会に来てもらって、見てもらってください。」と言う。

「今見てもらっても意味がない。せめて一般病室に移ってから見てもらいたいです。何で今なんですか?」と言うと、

「私が今と言っているからです。」とおっしゃった。

えっ?

今はそういう時代じゃないでしょ。

患者、家族と医師は対等。「問答無用!私が医者なんだ!!」的な態度はあり得ない。

ま、私が思ったような素直な反応じゃなかったから先生も感情的になってしまったのかもしれませんが、

電話を切ってから涙が出ました。

家族は治る希望を持って入院させているわけです。

何が何でも元の施設に戻す!って思っていたわけではありません。

ただ、ICUにいる「今」判断してもらいたくなかっただけ。

その後施設の方の面会を強要されることはなく、母は一般病室に移動し、

1ヶ月ほど治療を続けましたが、以前と同じ状態にまでには戻せず、

それは私たち家族も納得したので、

結局施設は退居することにし、母は療養型の病院へ転院しました。

そして状態がだいぶ安定してきたので、

今回介護付きの施設へ入居することになったのです。

14日ブログ6


結果的には、主治医の当初の見立ては正しかったのかもしれません。

結局は、母は元の施設には戻れず(元の施設は居住型有料老人ホーム)、新たな受け入れ先を探さなければなりませんでした。

でも、あの時点で家族にあんな事を言うのはどうなのでしょう?

地域連携室の相談員も、「お母様の状態で受け入れてくれる施設は、近隣ではないと思います。」と言い切っていました。(この言葉も傷ついた〜

その上で療養型の病院を紹介されたのです。

そこで状態が安定し、退院の許可も出してくれたので、結果オーライですが、

いつまでも小骨が胸に刺さっているような、スッキリしない気持ちが残ります。


と、長々と愚痴を書き綴りました。

これが笑い話になるよう、母には今の施設で、できるだけ長く、楽しく過ごしてもらいたいです。



そしてもう一つ!

14日ブログ7


以前タロ兵衛を見て「こんなになったら嫌だね〜!」と言っていた柴連れのオヤジ、

先日ミッチーと公園でのんびり歩いていたらまた会ってしまいました。

「このコはいくつだね?」と聞いてきたので、

「もうじき16歳です。」と答えたら、

「16かぁ…◯◯ちゃん(自分の連れている柴犬)もあと3年したらこんなになっちゃうのかなぁ。嫌だねぇ。」と言いやがった ボッ(怒りの火)

雰囲気からミッチーをバカにしているわけではなく、蔑んだり、憐れんだりしているわけでもなく、

単純に自分の犬がヨタヨタしたら嫌だと思っただけとは思いますが、

私の顔は怒りで歪んでいたと思います。

ま、そんなオッさんは、私の表情の変化になんか気づかないでしょうが。

「こんなに」とか、「あんなに」とか、ましてや「嫌だねぇ」なんて言葉、

けっこう傷つく。

何気ない一言、ホント、私も気をつけなくちゃ!




タロちゃん、マイペースに絶叫していま〜す もうっ!  

14日ブログ8



貫太、今日も歯磨きがんばりま〜す

14日ブログ9


今日は長々と私の愚痴を聞いてくださって、

ありがとう!!!!!! (スッキリした〜ぁ




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