14年間のミッチーとの生活で、一番の凹んだ(辛かった)出来事は、

やはり緑内障との闘いでした。

今回初めてお越しくださっている方も多いので、ここで緑内障との闘いの日々をまとめておこうと思います。


1貝のイラスト1


2002年6月6日、ミッチーは夫の親戚が営むペットショップで生まれました。

7月の海の日に我が家にやってきた幼いミッチー。

クリッとした目が可愛い、健康そのものの子犬でした。

1闘病記1

4歳までは特に大きな病気やケガをすることもなく、

毎日ワンコ友達と遊びながらスクスクと育っていました。

1闘病記2

ところが4歳半になっていた冬のある日、突然左目が開かなくなり、元気がなくなりました。

急いで病院に連れて行くと、眼圧は高くなく、最初はぶどう膜炎を疑われました。

目薬で2、3日様子を見ましたが、相変わらず目を固くつぶったまま。

再度眼圧を測ったところ、通常は20mmHgの値が50mmHgにもなっていました。

緑内障です。

目薬で眼圧を下げようと試みましたが、余り効果がみられませんでした。

目の痛みで、ミッチーは散歩どころか、立つことも、寝ることも、食べることさえできなくなりました。

薬による眼圧のコントロールが難しく、痛みが激しかったため、「術後のケアが楽」という理由から左目を義眼にする“インプラント手術(眼球内にシリコンを挿入する)”を受けさせることにしました。

治る見込みのない病であるなら、度重なる激痛から解放してやりたかったのです。

手術は1泊の入院で無事終了。

目尻を2、3針縫っているため2週間ほどエリカラを装着して過ごしました。

縫っている箇所の痒みに多少悩まされたものの、目の激痛から解放されたミッチーは、

へそ天で過ごすなど、順調に回復していきました。

1闘病記3

片方の目が緑内障になった場合、1年以内にもう片方も発症する確率は50%ほどであるとの説明を受けていました。

術後2ヶ月くらいは2週間に1度、残された右目の検査。その後は1ヶ月に1度検査。

そして無事術後1年を迎えたのです。

「ミッチーは再発しない方の50%だったかもしれない…」と私は胸をなでおろしました。



1貝のイラスト3


それから2年後…

冬の寒い朝、部屋の真ん中でうずくまっているミッチーを見て、私は凍りつきました。

「恐れていた日が来た!」

一目見て緑内障が再発したと確信しました。

右目は固く閉じ、余りの激痛にミッチーは痙攣を起こしました。

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病院に行くまでの様子を動画に撮ってあります。



かかりつけの病院が休診日だったので、どこか診てくれる所を紹介してもらおうと電話したら、

運良く当直していた先生が出て、すぐに連れて来いと言ってくれました。

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眼圧を測ると、64mmHgもありました。

人間ならのたうちまわるほどの痛みだそうです。

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眼圧を下げる目薬で処置をしてもらい、下がるのを確認するためしばらく病院の待合室で待機。

その時の様子です。



30分後…

再度眼圧を測ると、46mmHgにまで下がっていました。

まだまだ正常値とは言えませんが、激しい痛みは治まったので、家に戻り、1日6回の点眼で眼圧をコントロールしていくことになりました。

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この日から約1年半、上がり下がりを繰り返しながらも、ミッチーの眼圧は高め(40mmHgくらい)で安定していました。

激痛ではないレベルです。

ところが、1日に何度も点眼していたために、右目の周りがかぶれて目薬がしみるようになってしまいました。

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目薬をさすことに激しく抵抗し始めたミッチー。きっとすごくしみたのでしょう。

時にはたった1滴の目薬をさすのに、ミッチーを押さえつけながら30分も格闘することさえありました。

余りの抵抗に、先生と相談して1度目薬を止めてみることになりました。

発症からかなり時間が経っていて、薬の効きも悪くなっており、止めても眼圧に大きな変化がみられない可能性があったからです。

先生の予想通り、目薬をやめても急激な眼圧の上昇はありませんでした。

ただ、慢性滴に眼圧が高い状態(30〜40mmHg程度)が続いたため、ミッチーの右目は大きく腫れてしまいました(牛眼と言う症状)。

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そして2010年の11月末、ミッチーの右目が突然真っ赤になりました。

眼球内出血です。

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これで決心がつきました。

見えないのに痛む目とサヨナラすることを。

残された右目も義眼手術することにしました。

これは私の想いを込めて手術前日に作った動画です。



手術前、待合室でミッチーを励まして送り出しました。

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2010年12月3日、手術は無事終了。

翌日には退院しました。

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これまでずっとあった痛みから解放され、家で眠り続けたミッチー。

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術後の経過は良好で、10日後には抜糸。

全盲になったミッチーですが、臆病になったり、弱気になったり、神経質になったりすることもなく、

今までと変わらない自立した、マイペースで偏屈な性格でいてくれました。

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時々鼻先をぶつけたり、つまずいたりすることはあっても、日常生活にそれほど不自由することもなく、

以前とほとんど変わらない生活を続けています。

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病気やケガはしない方がいい。

でも、なってしまったら互いに支え合いながら乗り越えていくしかありません。

私はミッチー自身の強さに支えられ、飼い主としてこの病気と闘ってきました。

そして目が見えなくなってからも、「ミッチーが悲観していないのに、私が悲しんでどうする!」と、

犬の強さに励まされて今日までやってきました。

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緑内障を卒業した日から5年半…

すっかりシニア犬になったミッチーですが、今、穏やかな、のんびりした日々を送っています。



以上、緑内障闘病記として4年に及ぶ闘いの日々をまとめてみました。

長い記事に最後までおつき合いいただき、ありがとうございます。



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